The way to Rice Paddy Administrator

サラリーマンが、週末活動で、無農薬、無肥料の田んぼを作る実験記録です。

玄米の収穫

夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡
秋なのに、この俳句を思い出す。
荒地から田んぼを作り、田植、稲刈りに格闘した田んぼ。戦いが終わった跡地を見ていると、そんな芭蕉の俳句がぴったり感じられます。

今は、気持ちの良い秋晴れの中、そよいでいた稲も無く静かな状態。感無量です。

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2015年11月3日に全て刈り終った田んぼを見ていました。10月は仕事の忙しさとドイツに長期行く事になり、まったくいすみには行けなく、やっとこの日、いすみに来る事が出来ました。ドイツはいろいろな楽しい事、素敵な再会がありましたが、それは別で書きますね。

 この10か月の事が走馬灯のように思い出しました。

1月の荒地だった時、最初に見学した仲間のアコちゃんとケンGと3人で、大き目のワゴンを借りて東京から三人で車で来ました。

何故大き目のワゴンかというと、この田んぼでの刈取られた稲が、脱穀、乾燥、籾摺りを終わらせた玄米になっている為、それを運ぶからです。
一人で来るより、アコちゃんとケンGが一緒に来てくれると、楽しさ倍増です。
東京の渋滞を経て、5時に起きて玄米を炊き(前日から水につけてました)、みんなで食べるお結びを作り、車を借りに行き(早朝営業している場所は遠いのです)7時に東京を出ました。

何とか9時前に到着し、鶴淵一家に挨拶。

鶴淵一家は、今日 マーケットに行くので、朝に米を受け取ります。
真一、修子さんとお子さん(もう赤ちゃんじゃないかな?)、真一のお母さん
全員に挨拶をしてお米を受け取る

お米の保管庫から車の荷台に米を運ぶ。一袋30kgを何往復も!

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全部で何キロなのかな?数えて見ると30kg6袋と20kg1袋。

計算して200kg!!!

実際の僕の田んぼは一反まではありません。
8畝(はっせ)1反の8/10
1畝(いっせ)で無農薬無肥料でうまくやって30kgの収穫目標だとすると
8畝で240kgの収穫目標。

目標には届かない200kgですが、初めてでほとんど取れない可能性や、途中で困難な時に諦めたら0の可能性もあった中で、初年度200kgは大したものです。

(自分でいうのもなんだけど拍手~パチパチパチ)

あと少し収穫量を伸ばすとしたらと今年の課題を3点 真一に確認しました。

①田植えの時期が少し早かった。(僕が5月都内のお祭りで空いてないので、連休に強行してしまった事)
②長雨の影響
稲刈りの時期が早かったのでくず米が多くはじかれてしまった。

③中干しの不足
田んぼを乾かす事が出来てない為、歩く事が困難で、人を集めてイベントしても、一人で一日刈っても刈りきれず、土が乾かないので、機械も入れられず、刈り終えたのが、10月までかかってしまった。中干しの重要性、中干し出来てない時の稲刈りの大変さを理解してなかったのもあります。中干しのタイミングをもっと気をつけなくてはなりません。

など反省点は、ありますが、

200kgは凄い量!
無農薬、無肥料で田植え以降は、月に一回来ていただけですよ~

見て下さい。

この無農薬、無肥料で育った玄米!!

 

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最近 出張が多く、家で食べられる事が少ないので、この200kgはとてもプレッシャーです。
いろんな人に配らなきゃ!

大きな車で来てよかった。3人で来て、200kg積んでも余裕がある。

この収穫祭をどうするか話したかったが、今日は鶴淵一家がマーケットに出品するので、これから出かける。
なので話し合いは後日、メールか電話でとなる。

その後、出発までアコちゃん、ケンGと3人で刈り終った田んぼを見て回る。

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まだ古代米が残っている、次やるとしたら、古代米をやりたいななど話す。古代米は香も良く、せっかく作るなら希少価値があるかも

収穫の時期が遅い古代米、農家が一番忙しい時期とずらせるのも利点 

 

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これで、今日の田んぼの仕事は終わってしまった。
毎回、いすみに来ては 朝から夜までくたくたに、泥まみれになって働くのに
今日は田んぼの周りを歩いて車に米を積んだだけ。

じゃー今日は後は観光だ。天気もすごく良いし。
アコちゃん、ケンGと一緒に3人で、今日は後は観光をしよう。
こんな日があってもいいんじゃない?

鶴淵一家と記念写真を撮り、真一の運転の後をついてマーケットに行って見よう。

んっ???マーケットというので、市街に行くかと思ったら、ずいぶん人気の無い道をいくな。
こんな方にマーケットがあるんだろうか?

すると突然見えてきた大きなビニールハウスみたいな建物
ハーブアイランドだ!
特設の駐車場に入れるとそこでの案内のかかりをしていたのは、ブラウンズフィールドのミホさん。
当初から田んぼの応援してくれていた人だ。

ハーブアイランドは、過去に僕の大切な思い出の場所。こんな近くにあったんだ!

ここで房総スターマーケットを開催している。
胸が痛い思いで中に入ると、過去に見た静かな風景とは違い、お祭りのように活気あるまったく違う風景

 

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まったく違う景色に、僕の心も和らぐ。
アコちゃん、ケンGと一緒に中に入る。

真一が他の人と共同で店舗を出し、お結びを売っている。

少し歩くとなんとブラウンズフィールドのお店。
僕がいすみで田んぼをやる最初のきっかけになった人達だ!

初めて真一の家に連れて行ってくれたカヨちゃん、途中で見に来てくれて応援してくれてるデコさん。
懐かしい人達がいる。
歩いているとカトちゃんにも会う。
その他、田植え、稲刈りなどに参加してくれた人達に次々に会う。
まるで、収穫を受け取った僕の為のパーティの様だ。(本当は違うのに)
マーケットに来てよかった!

マーケットを後にしてアコちゃん、ケンGを送って帰るのに、アクアライン経由で帰る事とする。
一度見たかった木更津のアウトレットに立ち寄る。
沢山のブランドのお店が並ぶが、少しも心がときめかない。昔はアウトレットショップが楽しかったのにどうしたんだろう。
さっきの房総スターマーケットの方がとても心が躍った。
自分の価値観の変化かな?それともお金持ちじゃ無いからかな?
なんて考えて、何も買わずに高速にもどりアクアラインへ。

実は東京湾横断道路は初めて。なので、とっても楽しみ。
海ホタルに絶対行こうとお願いして、3人で海ホタルで休憩。
天気が良く絶好の夕日が見えました。

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アコちゃんとケンGがいるからこんな楽しい観光が出来たな!

一人で車運転しても、アクアラインなんて載らなかっただろう。
二人に感謝!

二人を送り届け、自宅のマンションに戻り、米200kgを車からエレベータを使って運び込む。
途中で会った住民は、何も質問せず、開のボタンを押し続けてくれたが
どう思っているのかな?

レンタカーを返して、今日の仕事は終わり。
今日は一日 楽しかった。
夜は真一と収穫祭の事や今後の事を打ち合わせを行う。
最近は仕事が忙しく、一人でやるのは限界。もっとグループを組んでやる事の相談をするが
話が終わらなく夜まで話しました。

今日も朝早かったから眠い。
しかも明日からまたずっと九州へ出張。
始発の飛行機に乗る為、4:30には起きないと!
これから2週間は東京に帰れない。
田んぼを始めた当時はこんなに仕事が忙しく無かった。
仕事の状況も変わり、出張が多いと今年の2月,3月,4月みたいな動きは出来ない。
月一回も動けない時も出てくるかも知れない。
来年をどうするのかが悩みどころです。

でも当面の解決しなければいけない課題は、200kgの玄米を誰に配るかです。

欲張りすぎたいじわる爺さんみたいです。

稲刈完了

サラリーマンが、耕作放棄地から田んぼを作り、無農薬、無肥料で玄米を作る1年目の挑戦が終わりました。最後は、農家の真一が、刈ってくれました。ありがとうございました。

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一人稲刈り

9月の2週目から毎週 出張が続く、名古屋、長野、九州、日本中どこにいっても雨。
秋雨前線の中、台風が何度も来て、日本中に被害をもたらしている。
5日に稲刈して干してきた稲や、刈り残して来た稲の事が気になっていた。
 
当初は、人でかれなかったらバインダーで刈ろうと話していた。
稲刈の機械は、コンバインが車みたいな大きさの稲刈機だが、バインダーは、手押し車程度
地面がやわらかすぎて、コンバインはこの田んぼに入れられないが、バインダーは乾かせば入れられるだろう。
ところが、連日の雨で地面が乾かない。
 
真一からも、まだそのままになっていると連絡が来ている。
9月のシルバーウィークも仕事が入る中、なんとか都合をつけて、9月22日に稲刈の続きをしに行った。
僕も仕事の予定と天気から行く日を決めたのが、ギリギリなのと、シルバーウィークの連休なので、人を集めてない。
今日は一人で稲刈しなくては。
この連休に入ってからやっと晴れが続いている。地面も乾いているかもしれない。
 
前日も深夜に帰宅しながら、5時起床。6時に家を出るが、またも睡眠不足。
総武線の快速に乗り直ぐに爆睡をして起きると都賀駅
やばい、千葉駅乗り越した!危うく成田に行ってしまう所だった。
茂原への到着が一本遅れると午後のバスしか無い。せっかく早く起きた意味が無くなってしまう!
すぐに上りの電車に乗り換えたら、千葉駅発の電車にギリギリ間に合った。もう一駅乗り過ごしていたら、間に合わない所でした。
茂原からバスに乗り、9時頃、真一の家に着くと、既に真一はいない。
彼も長雨で沢山の田んぼの稲刈が出来ず、この少しの期間の晴れ間に集中してやらなくてはならないので、必死なのだ。
 
直ぐに田んぼの様子を見に行く。まだ沢山の稲が残っている。

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・刈り残した稲は、まだ倒れもせずにがんばっている。稲刈して下さいという様子。
・天日干し した稲もそのままだが、この連日の晴れで乾燥している様子。
後で聞いたら、水分量がまだ多いから、もう1~2日 晴れで干しておいてから脱穀(だっこく)する。(もみを穂から、はずしてバラバラにする)
それでも水分量が多いから、その分は今年中に食べるくらいが良い。
長期間保存するなら、もっと水分量を減らさないとカビてしまうそうです。
 
修子さんとお母さんに挨拶をして
早速 着替えて、長靴を履き、鎌を持ち、一人で、稲刈に行く。
田んぼに入って歩くとまだ長靴のギリギリまで沈む。
しかもこの粘土の土で引き抜くのが大変 力を使う。
「あっ」次の瞬間 長靴が抜けて、靴下が泥の中にズブリ。
まだ始まっても無いうちに、足が泥まみれ。
これではとても作業出来ないと判断し、田植えで使った、田んぼ用長靴を履きに行く。
田んぼ用長靴は、抜けないが、既に長靴の中は、泥まみれで濡れている靴下。泣けてくる。
まだ稲刈始まってもいない。
 
5日と同じくらいの泥の中の作業。但し足がはまって動けなくなっても一人しかいないから、「きゃあ助けて~」なーんて言っても誰も助けてくれない。
黙々と足を引き抜き稲刈をするのみ。
歩けないので、足を動かさない範囲で体をねじりながら、刈り、稲は、泥だらけの場所に置けないので、プラスチックの箱に入れる。
周りに刈る稲が無くなったら、一歩踏み出す。
プラスチックケースが遠い。更に体をねじる。バランスを崩して転びかけ、泥の中に手をつく。軍手も泥まみれ。
プレスチックケースが直ぐに一杯になる。畦まで刈った稲を置きに行く。これも泥の中で足を取られながら行う。
前回 みんなで分担した作業を一人でやっている。この泥の中で非常に効率が悪い。
 
チョットやっただけで、今日終わらないなと思った。広大な稲と泥だらけの足元では、鎌だけで行うのは眩暈するみたいだ。
 
少し考えて、畦の近くからやって行こうと考えました。
理由
・刈った稲を畦に置くための歩く量が少ない。
・畦に近い場所は雑草が多いが、ぎりぎりまで稲を植えていて、雑草と稲が混ざっている。
 後で機械を入れるにしてもそこは、手が必要だろう。真ん中は、稲だけなので、真ん中を残そう。
・またバインダーを入れる為には、開墾当時から土が少なく乾きそうも無い水が貯まっている所は、どうせ手で刈らなくてはならない。
 その厳しい場所を刈ろう。
 
畦の近くを雑草とより分けながら、刈る。でも少し欲が出て、畦のそばだけで無く、少し置くまで刈ったりしている。
畦の周りを刈る前 畦がどこかもわかりにくい。

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畦の周りを刈った後、非常にすっきりしました。

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道路側の場所は、より雑草が多く、見ただけで手をつけたくないような状態でした。

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それでも根気良く刈って、雑草を抜いて行くと、稲が明確になって、すっきりしました。

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これらを続けていくときれいに真ん中に稲だけのエリアが残ってきた。

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11時半、2時間半でまわりをある程度刈った。 汗だくになり、田んぼに水を持ってくるのを忘れていて取りに行く。
 
すぐに戻ってきて、更に水が貯まっている場所を手刈りする。お昼のサイレンがなる。
とても終わらないので、続けている。
12:30頃、泥にとられた足を力一杯抜いて歩いているとなんと腿の裏側がつった。
ここの筋肉はつった事など無い。それも両足いっぺんにつってしまい、田んぼの真ん中で動けなくなる。
誰もいない田んぼの中で、どうしたら良いかわからずに、前屈をしたり、痛みが無くなるのを待つ。
痛みが無くなったが、3時間半やっただけで、体の限界がやってきた。
 
ここの所、出張が続き、せめてランニングくらいしようかとランニングシューズを持っているが、
雨が続き運動できない。運動不足の中年サラリーマンが、いきなり、この作業は体に無理があるかも。
腰も非常に疲れて来た。
 
とりあえず、真一の家に戻り、板を地面に敷いて横になる。
少し眠っていると、真一が帰ってきた。軽トラを貸してもらって、昼飯や水を買いに行く。
真一もこの晴れ間の作業が忙しく、時間が無い中質問する。
 
「とても、今日終わりそうが無いどうしよう。午前中 沢山刈ったが干す場所が無い、畦に置いたまま乾燥出来ないか?」
真一の答えは、
「今週25日まで晴れ26日にまた雨が降る。25日までに少しでも乾くように風通しがいいように刈って欲しい。真ん中に一列刈り風を通すとか。
また畦に置いたままは駄目、竹のあまりがあるので、それを組んではざかけを作り、わらで縛って干して下さい。
それが今日中に出来る量を刈りましょう。夕方 何とか時間を作り見に行きます」
との回答
僕は、「今日 やれるだけの事はやっておく」と話す。
真一とカトちゃんで他の田んぼの稲刈をしているが、とても大変そう。
稲刈だけで無く、乾燥させ、お客様への出荷などを一人でこなしている。
また直ぐに行ってしまう。
 
午前中 畦の周りの稲刈をやっていた作業は正解だった。雑草の生えてない真ん中の稲の間は隙間が多いが、
畦のまわりは、雑草と混じり、隙間が無い。
周りを刈った事により、すごく風通しが良くなっているように見える。
少なくても朝来た時とは全然違う。
 
1時半まで体を休めた上で、作業再開。
はざかけ用の竹を田んぼに運ぶ。
これを作る位置まで、稲を運ばなくてはならない。
午前中に刈った稲が、畦の周りに置いてある。
結構 大量にある。稲を一つの場所に運ぶだけでも大変。
運んでいるとネコのおじいさんがやってきて、いろいろ話をしてくれるのだが、余裕が無くあまり長く話しが出来なかった。
田んぼの端から端まで手にかかえて、崩れてきた畦を通りながら、稲を集める作業が終わってすでに3時近く。
ここから、束ねて、干すだけで、今日ギリギリかもと思えた。
一人稲刈は、
・刈る。
・刈った稲を移動する。
・はざかけを竹で作る。
・稲をわらで束ねる。
・束ねた稲を干す。
全部 一人で行わなくてはならない。
しかも、刈る作業や、はざかけを作る作業、干す作業は、泥の中との格闘をしながらの作業となる。
午前中 太腿がつったのに、それを休めている暇は無い。
5日みたいに、人が沢山いて、分担して作業する方が楽なだけで無く、楽しかった。
今日は、これだけの作業を一人でやるのはとても寂しい。
人がいる事の大切さを感じました。
 
よせばいいのに、こう考えながらも、昼休みに真一に言われた真ん中に風を通す為の稲刈が出来て無いので、それだけでも行おうとまた稲刈作業に入る。
やっぱり、真ん中は、泥の中を歩くのが多くつらい。刈って、運ぶのに時間がかかる。
でも時間が無いから、休んでられない。後少しで、風の通り道ができる。
うっ また 足がつった。カラータイマーみたいに、僕が動ける時間は残り少なくなってきている。
田んぼの中で立ちながら、回復させる。
トライアスロンの水泳に出た時に、海の上で海流に逆らって泳ぎながら、両足がつった事を思い出した。
あの時は、手で乗り切ったが、田んぼの上は手で歩くわけにいかないな。など考えていた。
 
なんとか風通しの真ん中の一列を作りました。

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その稲を全て運び終わったのが、4時半くらい。
これを全部干さなくては。
 
大量の稲があり、気が遠くなる。今日 干さなかったら、これらの稲を駄目にしてしまう。
まず はさがけを田んぼに作るが、既に足がふらふら、泥の中を歩くのが牛歩の動き。
 
はさがけを作り、わらで縛って、稲を天日干しする。
一人でやっているととても効率が悪い。歩くだけで大変。
5日も足場が悪かったが、複数人で、手渡しでどんどん干していた。
一人だとそれが出来ない。
 
欲張って、長い竹で沢山干す場所を作ったら、竹が大きくしなって、曲がってしまう。
また三脚を作った場所が傾いてくる。
なんとか助けようと三脚を支えに行ったがもっと倒れてきて、最後には僕の体も一緒に倒れてしまう。

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体はどろどろ。もう一度やり直し。
 
夏と違い日暮が近づいてくる。沈む日がまぶしいのでサングラスをかける。
真一のお母さんがお茶とお菓子を持ってきてくれた。
ありがたい。ここで一休憩。
お菓子をほお張りながら、作業再開。
 
竹を短めにして干していく。はさがけ足りるかな?
また竹をとりに行ってたら、時間が無いな。
間に合っても、この大量の稲を天日干しにする時間が無い。
 
焦って作業していると真一がやってくる。
はさがけがしなって、倒れた話を言うと、
・はさがけにばってん入れた方が良い⇒ばってんの意味がわからなかったのだが、真ん中にクロスして立てる支柱の事。
・三脚の三角が出来て無い、これではまた倒れる。
・稲を束ねる時に、下を揃えてないので、バランスが悪い。
・稲を集めて、畦に置いた時に、畦に立てかける様に置いているが作業がしにくい。もっと横に置かなくては。
などの注意点を教えてもらう。
はさがけを直そうとしていたら、
もう時間が無いとカトちゃんに電話をかける。
カトちゃんは米の乾燥作業をしていたみたい。
至急、手伝って欲しいとお願いして、僕と真一は束ねるだけ行い、カトちゃんにはさがけを直してもらう。
 
このはさがけを直すだけも泥の中大変。カトちゃんも長靴が脱げてしまいながらも、綺麗に作り直してもらった。
真一の稲の束ねるスピードは、速い。
夕暮れまでに間に合うか、もう日が沈んで当たりは暗い。と見えていたが
ふと気づいて、サングラスを取ると、まだ明るかった。
カトちゃんに、何か時間 得したみたい!と話して、真一がなんとか日暮れまでに終わると話してくれる。
 
束ねた稲をかける作業は、泥の中を歩くのは大変なので、真一とカトちゃんで二人で受け渡し作業を行う。

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僕は束ねて縛る作業に徹している。一つの作業だけしていると効率が良い。終わらないと思っていた稲がどんどん少なくなっていく。
 
一人でやるととても時間がかかる作業があっという間に終わってしまう。
 
なんとか今の竹の量でぴったり間に合い、真っ暗になる直前で終わった。
最後に手伝ってもらい助かった~
やっぱり、一がいると違う。
今日 もう二人くらい集められたら、終わっていたかもしれない。
 
真一が 後は何とかすると話してくれる
真一の家に帰り、着替えて、修子さんの入れたお茶を飲みながら、赤ちゃんと遊んでいると
真一は、作業しなくてはならない田んぼの一覧を眺めながら、作業の検討をしている。
やっと晴れたこの期間に作業を終わらせなくてはという事であたまが一杯みたい。
 
僕が「次の雨が降るのは26日だよね?」と聞くと、テレビをつけて、地デジのデータを呼び出し、週間天気を確認する。
なんと今まで26日から雨だったのが、一日早まり、25日から雨になっている。
 
呆然とする真一。修子さんと二人で、今年はしょうがない。晴れの間にやれるだけの事をするしかないよ。
と話している様子から、今回の長雨で農家も大変なんだとつくづく感じました。
 
疲れている彼に負担をかけたく無いので、バスで帰ろうとしたが、既にバスが無く、修子さんの運転で、真一が赤ちゃんと一緒に後部座席に乗り、長者町駅まで送ってもらう。
電車に乗り、上総一ノ宮までは、何とか寝ないようにして、そこで東京行きの快速に乗り換える。
 
体は限界で、すぐに寝てしまい、目が覚めたら、もう錦糸町。
僕の中でもやれる事はやりましたが、一人でやるものでは無いかも知れない。
体制を含めて課題があるなと感じています。

束の間の晴天 稲刈の日

9月5日土曜日 とうとう稲刈りの日がやって来た。

8月後半から雨が続き、今週も雨、来週もずぅ〜と雨なのに、奇跡的に今日は晴れた。
 
盆迄の灼熱の暑さと一変し、盆明けからの冷夏、長雨が続いていた。
稲の生育は遅くなり、水抜きしている田んぼは乾かない。
真一と何度も連絡を取り合う。
当初は、8月末の予定を、一週間延期。
9月5日にした。
8月29日最終確認、稲の生育より、田んぼが乾かない事が心配。歩くのが困難で稲刈り出来ない。
と聞いて
僕は、来週も再来週も雨が続く、ぬかるんでいるだけなら、稲刈りイベントしよう!
と答える。
この時、ぬかるんでいる事の大変さをまったく理解してない僕でした。
 
9月2日水曜、再度連絡が来る。稲の成長も悪い、5日を延期し来週にしよう!
と連絡。
え〜。来週から愛知、長野、長崎と出張を入る中、5日だけは死守してきた。
その為、それ以外は、予定が満杯!
イベントとしても、20人近く確保して、今週何回か聞かれて大丈夫と話していたのに、3日前に突然の変更は無責任では。
いろいろな思いが駆け巡りました。
「僕の責任で収穫が落ちてもいいので5日に実施する!」
この半年やって来て、かなりの時間とお金をかけて、田んぼを作って来た。
収穫で失敗するのは、今迄積み上げてきたものが崩れ落ちる気がしました。
自由に時間を調整出来無いサラリーマンには、無理なのかな?
サラリーマンでやる事の限界を感じてしまいました。
 
といっても今回はイベントとしても僕が主体でやるべきと前回指摘され
仕事の合間を縫って修子さんに当日のバーベキューの相談。
25人の人数の用意。
物足りない形は嫌なので、どれだけ買えば良いのだろう。
修子さんに野菜を買ってもらい
僕が肉だけ買ってくる事にした。特に肉は、学生が多いので、沢山食べそう。
今週、どこかで会社早く帰って、コストコで大量に仕入れよう。
そう考えてたのが、4日迄、大変忙しく、とうとう買い物に行けなかった。
4日も帰宅後も仕事して、夜中0時過ぎにやっと寝る。
 
そして9月5日 4時起床。眠くてたまらない。
でも、肉を買わなくては。
昨日迄の雨が上がっている。まだ曇りだけど、今日は晴れの予報。
梅雨みたいな気候の中の大切な晴れの日。
先ずは良かった。
 
シャワーを浴び田んぼの用意をしてから、まず24時間スーパーに出かけて、肉の買い物をする。
ほぼ売り場に合った焼き肉用の肉を買い占めて、電車に乗り、船橋のレンタカー屋へ。
電車で眠る予定が、レジ袋を大量に抱えて、邪魔になるので押さえてないと駄目で眠れない。
目がショボショボしてきた。
 
電車降りるとナオ、マサシと会う。
久しぶりにナオと会い、就職決まった話を聞いたら元気が出てきた。
 
今日は、学生達 9人乗せるので、2台借りる。
大きい車は僕の負担。イベントは、お金がかかる。
まぁ普段も往復に4,000円以上かかってるからその倍と考えればいいかな?
普段、昼ごはんを100円、200円を切り詰めたり、お弁当にしたりして節約しているサラリーマンにはつらい。
 
千葉工大の校門前に着くと、僕が今週誘ったカイリが来ている。大学は違っても4年生の同級生、魅力的なのでみんなと仲良くなれたらいいな。
工大は、いつものナオ、ユズナ、マイコ、カエデ、ヤスシ
 にアツシ、マサヤと若いフッ君
10人で出発。
みんなと会うの久しぶり。なんか嬉しくて眠気が吹っ飛ぶ。
途中渋滞もあり9:20に到着。
サスティナメンバーのカオル、アコちゃん、ケンG
カオルが茂原からバスで来たのは嬉しい。
朝早いし、乗り換え多いし、電車の時間も合わないし調べてみたらやっぱり行けないと言われたりしたのと、今回の参加者の中でも、公共交通機関を駆使してきたのはカオルだけ。
ありがたいね。
修子さんのお父さんとその仲間5人くらい、
近所の子連れのお父さんが来ている。
長靴が足りなく、僕の普通の長靴、田んぼの長靴を貸して、僕はダイビング用のシューズを履く。
 
カトちゃんと助手の青年がいてカトちゃんが稲刈りのレクチャーをしてくれた。
刈り方、ギコギコしないで一気に引く。
稲はじゅん手で持つ。親指に気を付ける。
ヘビに気を付ける
刈った稲の藁での縛り方。ねじってそこを裏返す。
みんなわかった様なわからない様な・・・
 
まず、田んぼに行こう!育っているかなぁ?ドキドキ。
田んぼに着いて、まぁまぁ実ってるかな?
左が僕の田んぼ、右は2週間くらい田植えが遅い他のオーナーの田んぼ

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良く見ると所々にまだ実ってない部分が・・・

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全体的に見るとこんな感じ

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もっと最悪の青田を想像してたので、少しホッとした。
田植えに参加したみんなも喜んでる。
 
収穫量は減るかも知れませんが、良かった。
 
畦の草もそれ程、生えてない。前回まで草刈り機で刈ったおかげですな。 
 
稲刈りの手順。田んぼに行って実践です。
まず田んぼの端から刈りスペースを作る。
 
そして稲刈り開始。
真一は、別の田んぼに行く。
こんな晴れた日は、少しでも自分達の作業をしなくてはならないのです。

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そこに、はさ掛けをする台を作りたい。(稲を天日干しにする台)
 
短い竹をロープで縛り、3脚を2箇所作り、そこに長い竹をかける。
藁で縛った稲を均等にかける。

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竹が全然足りない。

 稲を刈りながら、平行してナオとマサヤではさ掛けの為の竹を切りに行く。
竹を切りに行くところから、何もかも手作りだ。
稲刈りだけでなく後処理が、時間がかかります。
 
田植えをしているメンバーは・・・
あちこちで悲鳴。足が抜けない〜〜〜
そうです。甘く見てたぬかるみは、強力な粘土質の土の為、足を捕らえて離さないのです。
真一から刈った稲の上を歩くといいよと言われたが、稲の刈り後毎沈んでいく。
何しろ次の一歩がコントロール出来ない。
刈る時も、足を止めて、手の届く範囲を刈る。バケツに入れながら、次に動く一歩を考えて、バケツの周りで刈る。
バケツが一杯になったら畦まで持っていく。これも、抜けない〜の一苦労。
以前、稲刈りは経験があるけど、その時は、地面が硬く、その場に稲も置けたが、泥だらけになるので、その場に置けない。
一人ボディビルダーで、上腕三頭筋をお握りみたいに鍛えている人が、「ジムより辛い」と言ってる。
アコちゃん、ケンG、カオルは大丈夫かなぁ。
 
そして、はさ掛け作成班も、泥にはまって作業が進まない。
竹取班も時間がかかる。いろいろ人数が割かれて、特に泥の為、進まないのである。
こんな感じ。田んぼでのはさ掛けは初めてなので、いい感じ~

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その間に、私はバーベキューの用意、修子さんのお父さんと火を起こし、皿、飲み物、焼肉のタレ、焼きそばなどを買ってくる。場所の設置など。
 
12:30 田んぼから引き上げてきたメンバーは、みんな泥にはまったせいで疲れている。
今の時点で、2時間半で2割くらい完了、終わるかな?
 
お昼のバーベキューは、いろいろな人が、焼き担当になって頂き、非常にスムーズに進んだ。

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大量の肉、野菜、焼きそば、ジュースを全部、食べてしまった。
何とか、満足な量みたいで、これも一安心!
朝、大量の肉を抱えてきた甲斐がありました。
 
バーベキューが終わったら、14時近く。ここで数名帰り、午後は13人くらい。
ここから、畑の調査で2名抜けて、はさ掛けの竹取に2名抜けて、大分少なくなった様な。
でもまたサスティナのルーが昼から来てくれてた。
 
学生+サスティナ5名(僕入れて)、頼もしいね。

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ズブズブの泥の中、稲刈りをしていて、僕のダイビングブーツもはまって脱げてしまう。
もう裸足でいいや!
裸足だと刈った稲を真上から踏むと痛いので、横から踏むように気をつけて動く。
裸足だと少し自由。
みんなのハマッタ足を助けて回る。手も足も、帽子も、サングラスも泥だらけ。
4時過ぎて半分弱しか刈れてない。
しかも刈った稲が大量に畦に置いてある。
ここでみんなに稲刈りは終了させて、稲を縛るのと、竹を組んで、はさ掛けの台を作るのと
それにかけるのとを分かれて行う。

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これも泥にはまって動けない。かなりの時間がかかるが、刈った分はせめて干さないと!
ネコのおじいさんが見にくる。相変わらず、2匹のネコが周りにいるが、僕が近ずくと逃げてしまう。刈れない分は、雨が上がって地面が固まったら機械で刈りたいが、2週間くらい延ばしても大丈夫か聞く。
農家からみたらわかって無くてごめんなさい。
予定が空いてないのです。
全員の協力で何とか刈った分は、干すまで終わる。

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初心者からみたら、素晴らしい光景である。
 

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マイコがバラバラに落ちた稲を拾っている。
落穂拾いは、聞くのとその場で経験するのは違う。
せっかく育てた米を少しでも回収したいという気持を感じられ、もう終わりにしようと声をかけるのが、ためらうほどだった。
半分弱しか終わらなかった。今後 どうするかは、真一と天気に相談。
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 工大の田んぼは、来週に稲刈りなので、そのはさ掛け用に、カトちゃんと助手、ナオとマサヤがトラックで出かける。もう二人は竹取のベテランのようだ。
帰ってきて、カッコいいカトちゃんの助手の人の名前を聞く
何とカトちゃんの息子だった。ビックリ。いいなぁ、こういう親子関係。
洗って片付けて、着替えたらもう真っ暗。
9月は、だんだん日が短くなるなぁ。
 
みんなに最後の挨拶をしてイベント終了。
みんな泥んこだったけど、すごい楽しかったと話してくれた。
帰り一緒の大学生達も、疲れる〜など無く、楽しかったと話していて
やって良かった。
 
カエデ達が、谷津田を見せたいと話すので、車を回すと真っ暗。
ぼくは、車で待つことにして、大学生みんなで、iPHONEライトを使って見に行く。
大学生達で、肝試しをやっているみたい。
大はしゃぎで帰ってきたみんなに見えたか聞くと、田んぼは見えなかったが、星が綺麗だった。
それもいいかな。
 
この稲刈りは、いろんな思いがあったけど、この大学生達、来てくれた人達が、田んぼの楽しい経験を持ち帰ってもらえれば、僕も嬉しいや。
 
門の前で、みんなを降ろしたらエイちゃんが待ってた。
久しぶりー
「稲刈り終わらなかった」と話したら、
「たっぷり焼肉を食べてくつろいでいたからじゃ無いんですか?」
んっ!どうしてそんなシークレット情報をもう知っているのだろう?
 
連れてきた文系のカイリは、そのまま工大の研究室に行く勢い。
すっかり溶け込んだね。若者同士っていいねぇ。
 
車を返し、一人東京に帰る中での今日の反省。
 
稲刈りとしては成功して無いが、イベントとしては成功。
まぁ一つ成功してればいいか!と眠ってしまい、降りる駅を乗り越した僕でした。
 
 

灼熱の夏の田んぼ

8月12日 稲刈前の最後の田んぼのチェック。 

稲は順調に育っている。

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稲刈の予定を決める。稲刈は9月5日(土曜日)に決定。
理由
8月末か9月1週目か迷ったけど
これからの天候にもよるけど、9月1週目の方が実っているかも知れない。
 
今日は早起きでまた睡眠不足
東京は 暑くて最近眠れない。
早起きはきついが、電車で寝ながら茂原駅に着く。
いつになくサラリーマンが多い。そうか今日は水曜日か!
僕はお盆休みだけど、結構茂原で降りるサラリーマン多いな。
 
バスで真一の家に着き、早速、赤ちゃんの様子。
結構 寝返りで動く。
ゴロゴロ動きながら、座布団から落ちてしまう。
高い高いなどすると笑うのがかわいい。
 
一通り、赤ちゃんと遊んで田んぼの様子を確認
 
やっぱり田んぼの中に雑草はあまりない。
しかし6月、7月に草刈した畦や道路はまた雑草だらけ。
特に畦の横側に大量に生えている。

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 畦がよくわからず歩きにくい
今日の課題も畦と道路の草刈。
 
前回、僕が仮払い機で草刈した時に、仮払い機の刃のチップがだいぶとんでた
と聞いた。
道路側の斜面を草刈した時に、硬い木などがあり、そこに当てたからではと想像できる。
 
今日の仮払い機は、ナイロンの仮払い機。使っているのは見た事あるが、自分で使うのは初めて。
 
仮払い機にガソリンを入れる時に、7分目くらいにした方が良いというのはカトちゃん。
今日は、カトちゃんが来て、倉庫の中に棚を作っている。
鉄パイプで足場を作る要領で棚を作ってる。
 
「ガソリンを満タンにすると、終わるまで休憩しないから働きすぎちゃう。
少なめに入れておくのがいいんだ」
なるほど、ガソリンが無くなったら、一度 休憩しなくてはならないものね。
 
通路上、まずとなりの田んぼの畦から草刈を始める。
 
ナイロンは雑草を刈るというより、雑草を粉砕する。
回っている刃(ナイロン)は目に見えない。
なのに近寄ると雑草が砕ける。
 ナイロンで刈った様子

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最初、慣れてなく、鉄の刃と比べると、刈れてない感じがしていたが、後ろを振り返るとちゃんと刈れている。
細かい所も丁寧にやれる感じだ。
但し 時間がかかる。なかなか進まない。
夏の日差しがきつい。汗が流れる。日陰が無い。
丁寧にやり中々前に進まない。
時々水分をとりながら進める。
もう服に汗の塩分が吹き出ている。
 
進みがどんどん遅くなる。
だんだん刈り取りが悪くなる。
もうお昼近く
まだ全然 刈れてない。
僕の田んぼの畦2/3くらいだ。
 

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僕の田んぼ、他のオーナーの田んぼ、道路、広大の田んぼを全部やるつもりだったのに。
気がついたら、長かったナイロンが、3cmくらいに短くなってしまった。
 
一度、家に戻り、まだ僕の田んぼ半分くらいと話すと
「やっぱり、ナイロンは、時間がかかる。道路斜面で無ければ、硬いものは少ないから、鉄の刃の方がいいかな?」
 
自分の田んぼに水が結構貯まっている。
9月5日の稲刈に備えて水を抜く通路を畦に作る。
どんどん水が流れていく。水を貯めていた畦さんご苦労さん。
 
 隣の田んぼとの畦の水路を通して水が流れだす。

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下の田んぼとの畦にも水路作成

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午前は、田植え機など春まで使わないものからガソリンを抜く。
入れっぱなしだと詰まってしまう可能性もある。
二人がかりで無いと出来ない作業。
 
 
昼ごはんをいただいて
カトちゃんの作ってきた、梅ジュースを飲む。これが疲れがとれるようで暑い夏にぴったり。
 
午後は、仮払い機は、鉄の刃のに変えて再開。
最初考えたとおり、自分の田んぼ、他のオーナーの田んぼ、工大の田んぼ、道路とひたすら休まずに草刈。
 
途中ガソリンが無くなり、すぐに7分目まで補給して戻り、再開。
あれっ 休憩してないじゃん。兎に角 今日の予定の草を全て刈っておきたい。
 
最後道路まで草刈が終わって、家に戻る。
暑くて死にそう。
汗が止まらない。
倉庫の日陰に入って一安心。
 
カトちゃんの棚作りはかなり出来上がって来た。
 
僕は 真一も修子さんも真一のお母さんもいないので、服を脱いでパンツ一丁になりながら横になって休んで
カトちゃんに話しかける。
カトちゃんは作業中
 

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カトちゃんの昔の仕事を聞くと昔の大型コンピューターの開発だったという。
「それってアセンブラや、C言語、フォートラン、コボル?」と聞くと そんな感じだという。
この前までの農作業、今日の工事作業を見ると、ガテン系での職業だったと思っていた。
凄くびっくり。
 
僕も20代は、大型コンピュータの開発が仕事だった。緑の画面に、コマンドを打ち、コーディングをするのが仕事だったので、
10歳以上年上だが、近いものを感じた。
 
なんて話していたら、真一と修子さんが帰ってきた。
裸だったので、すぐに服を着る。
 
二人ともカトちゃんの鉄パイプの棚に大感激。いままで散らばっていた農具をそこに綺麗にしまう。
 
修子さんがスイカを切ってくれる。すごく瑞々しい。暑く乾いた体にぴったりだ。美味しい。
このスイカは、苗を作ったビニールハウスで作ったのだ。
 
スイカを食べながら、いろいろ話をする。
赤ちゃんは僕の抱っこで、昼ね中。熟睡。
かなり長く寝むっていた。
 
後でビニールハウスも見に行く。そこで麦をゴザにしいてかわかしていたので、それを集めて、ゴザを片付けたら、赤くちっちゃな赤ちゃん。

もぞもぞ動いている。

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ねずみだ。
かわいいけど、これが育つとかなりやっかい。
いろいろ話したのだが、結局 その日は何もせずにいたら、翌日はいなくなっていた。
 
そんな事をしながら、その日は、真一の家に泊まる事に(盆休みだから)
真一、修子さん、赤ちゃんも一緒に養老渓谷の温泉に行く。
 
温泉から川が見えて気持ちいい。
 
その日は、真一と朝3時まで話した。農業の話もしたが、人生の話が多かったかな。
 夜は涼しい。クーラーがいらない。東京とは違うな。
真一は、こっちに来なよ!というが、生活をかかえてサラリーマンは辞められません。
 
翌日8月13日 寝不足で起きると外は雨。
カトちゃんも来ていて、これじゃ外の作業は出来ないな
という事で、徹底的に倉庫に片付けを午前中行う。
 
イネ刈りの時に、みんなも休憩するスペースにもなる。
みんなってどれだけ来るのかな?
 
人数が確定したら、僕のやる事は、刈りの小さなのこぎり鎌を買う。人が多かったら、今の分では足りない。
またバーベキューの用意もしなくっちゃ。
まず 月末までに人数を決めよう。
 
13日は、倉庫の片付けを午前中に行い、午後 用事がある為、茂原まで送ってもらってから帰りました。
昨日、一日の草刈のせいかな?腰が久し振りに痛い。
仕事の忙しさと九州への出張で運動不足だったせいもあると思う。
稲刈に備えて運動しておかなくては

稲にそよぐ風

7月18日土曜日 1ヶ月ぶりの田んぼ。

夏は成長が速い!稲の間を風がそよぎ光景にちょっと感動。
無農薬の田んぼは、稲の間隔があり、稲の間を風が通る。
僕の田んぼの中は、あまり雑草が生えて無い。無農薬なのに奇跡的!

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農薬を使った慣行農法は、密集して風が そよいで無い。
これは、無農薬の田んぼは病気になりにくくする為、密集度を下げて、蒸れない・湿気を逃がす事を考えているみたいです。
 
稲がそだち、これから穂をつける一歩手前。

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半年前の荒地が、田んぼとなっている!
何か遠い前の出来事みたい。
 
出張続きで、一昨日、1ヶ月ぶりに九州から東京にやっと帰ってきたのに、昨日は最後の後始末をつけるために静岡へ行き夜中に帰宅した。出張でフラフラ。
東京で落ち着きたいが、今日はまた早朝に起きていすみへ。行きの電車から、既に疲れていた。
ただこの田んぼの風景を見た時に、この1ヶ月の疲れが吹き飛ぶ気がしました。
(後に勘違いだった事がわかりますが・・・)
 
今日やる事は、草刈り。
他の田んぼを見ると同じ無農薬でも沢山雑草が生えている田んぼもある。
どうしてかな?
真一に
「水の深いからだと思うよ。ヒデさん畦高く作ってたからね。」
確かに水面の浅い場所は、沢山雑草があるような。
4月は、畦作りを失敗重ねながら行っていた。水が抜けてしまう夢を何度も見た。
今、水を蓄えている田んぼを見たら嬉しいやら有難いやら。
 
ただ今後、稲刈りに備えて、水を抜き中干しをしないと。と言われる。
水を抜いて少し硬くしないと稲刈りが大変みたい。
 
それで、今日の仕事は、やはり畦の雑草刈り。
刈り払い機を持ち出掛ける。
6月に雑草を刈ったのに、更に逞しくパワーアップして伸びている。
畦の通路は、見えない。
真一と二人で、刈り払い機で草を刈り始める。

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土手、畦、道路を真一と一緒に分担して草を刈る
 

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天気が良く夏の草刈。ペットボトルで水を2本持っていったが、すぐに1本飲んでしまった。
九州のペットボトル
 

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気がつくともう一人刈り払い機での草刈をやっている。

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カトちゃんだ。呼んだけど機械の音で聞こえない。でもこの機械を使っている時は、近くに寄っては危ない。僕も刈り払い機を使っている時に、引っかかって後ろまで刃が持っていかれた時もあったから絶対に近くに寄ってはいけない。挨拶はあきらめて、作業に戻る。
 
カトちゃんの協力もあり、午前中にだいたいの草刈が終わる。
休憩中 カエルと遊ぶ。

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昼ごはんを食べてから、別の田んぼに行く。
その前に2サイクル用のガソリンを作る。
注意点 ガソリを開ける時は、ネジの方を回して、ガスを出す。そうしないとガソリンが噴出してしまう。
エンジンオイルを混ぜる。
ガソリン:エンジンオイル=50:1で混ぜる。

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混ぜる時は、全ての口をしっかり締める。
 
大学生の頃乗った、2サイクルのバイクを思い出す。最近は2サイクルのバイクは無くなってしまった。
 
午後は、真一のやっている田んぼに出かける。
田んぼは縦に110mある。
そこの田んぼは、稲の間に結構雑草がある。これを機械で刈る。
機械の名前は「アイガモン」

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稲を避けながら、間の雑草だけを刈る。
これは手植えでの曲がった田んぼでは使えない。田植え機での真っ直ぐな稲だから使えるのだろう。
さすがに稲の列に沿って生えている草は刈れないけど、かなり綺麗に刈れる。
左側が刈った列・右側がまだ刈ってない列

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しかし、田んぼのぬかるみを歩きながら、進むのがかなり大変。110mは遠い。暑くて汗びっしょり。
最初の往復は、何とか休まずに行ったが、段々足がつらくなる。
2往復目で、足が動かない。田んぼの畦で休む。寝転がって水を飲む。
何という体力の無さだ。
夏の暑さかな?そういえば、長袖・長ズボンのヤッケ姿は、真冬と変わらない。汗が滝の用に出る。
休憩してから、再び続けるが、もう足がうまく動かない。休み休み行いながら、何とか後2往復続ける。
だめだ。もう足が動かない。畦でもう一度、横になる。
これ程までに、足が動かない、立ってられないのは、フルマラソンでも無かった。
ここの所の出張続きの疲れがどっと出たみたい。ふらふら。
 水が無くなり真一からもらう。
今やっている所のとなりの田んぼが、それ以上に巨大!これを真一が一人でやっていると思うと頭が下がる。この田んぼも無農薬で、暑いけど稲の間をそよぐ風が気持ちいい。
 
真一が「畦の雑草刈りが終わったら、お勧めのカフェに飲みに行こう」と言い最後の部分の草刈作業に行く。
それを見ながら、動かない体がくやしい。
あまりに悔しいので、体を奮い起こして、もう一往復だけ行こう。
休んだら、少し体が動く!
時々、休みながらも何とかもう一往復を雑草刈りを行う。ウワー限界。
 
真一の家に帰ってから、一緒に行ったお店は、わをん。
お洒落なお店。

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この田んぼが始まってから、こんなお店でお茶するなど初めてかも。
とても美味しい。
この日は、真一と二人での久し振りの話が出来た。農業の事、真一の事、僕の事いろいろな話が続き、夜遅くまで話す。
22時過ぎに茂原駅に送ってもらい、外房線に乗る。
かなり今日は体力の限界。
 
ほとんど眠りながら、なんとか東京に戻りました。
何か家に帰ったのも良くわからずに寝て、翌日 日曜のお昼まで寝てました。

畦の草刈

6月20日、出張先から久しぶりに2日ほど東京に帰れる。この短い時間にやる事一杯!

田んぼを見に行く事、BFのサスティナの手伝いをする事、この短い東京帰省に行動できるか?
両方いすみだから、まとめてかたずけよう。
 
話しを戻すと6月は、劇的に仕事の環境が変わってしまった。
6月の一週目に突然、九州の仕事を依頼され、
6月7日、8日 愛知のトライアスロン出場した後、6月9日からずっと九州出張!
東京に戻れない。毎日 大雨の中の現場とビジネスホテルの往復です。
一日中、会社のメンバーと一緒、自由な時間が無い。サラリーマンのサガである。九州だけど佐賀じゃないよ。性(さが)です。
真一と工大には、僕が今月はほとんど千葉に行けないと連絡していた。
これが、2、3、4月で無くて良かった。もしこの時期に長期出張だったら
料理を作るどころでは無い。またコンビニに頼る生活へ戻ってしまった。
時々入る真一やユズナのメッセージがうれしい。稲は育っているんだ。工大の調査も進 んでいるんだ。工大の今月2回目の作業が20日にあるみたい。
20日、21日だけ東京に帰る交渉をして(月曜日朝には現場にいなくてはならないので、日曜日の夜に戻るトンボ帰り)
19日 金曜日の最終便の飛行機で真夜中にやっと帰宅。
翌朝20日 5:30に起床し、また千葉に行く電車に乗る。
茂原からいつものバスに乗り、真一の家へ。
朝ごはんの最中だった。修子さん、ごめんなさい。でも赤ちゃん見たかったから。赤ちゃんは、大分大きくなり少し声も出す。抱っこさせてもらう。ヒデじいですよ〜と真一。
この前までヒデおじさんだったのに、ヒデじいか!赤ちゃんも成長したら、俺も成長してしまった!
かわいいー。バァーとやったら少し笑う。んー、今日はこれだけでもいいかな?
あぶない、危ない。赤ちゃんといると時間を忘れそう。今日はタイトなスケジュール、11:30までしかここにいれない!
現在の田んぼの様子を真一に聞くと
・少々のザリガニ被害があるが、概ね順調に稲は育っている。
・田んぼの中には あまり雑草が生えてない。
・畦が雑草だらけなので、刈ったほうが良い。
という話なので、着替えて刈り払い機を借りて、雑草を刈りに行く。
4月に作ったばかりの畦は見事に雑草だらけ。

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でも不思議、田んぼの中には雑草が生えてない。

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では、本当に畦の草を刈ればいいんだ!
最近は手慣れた刈り払い機のエンジンをかけ草を刈る。とてもいい天気で暑い。九州は梅雨真っ盛りで毎日大雨でのずぶ濡れの作業だったのと関東地方はまったく違う。
遠くに工大のくるまが到着して用意している姿が見える。時間が無いから、挨拶に行かずに作業を続ける。
道路側の斜面は特に大変。面積が広く斜めで木もあり刈りにくい。近所の人の一番目につく所だから、ここにも時間をかける。田んぼは地域の中で協力しあいやるもの、草ぼうぼうと思われないようにしなくては!
畦の草刈後

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斜面を刈っていると猫のおじいさんも草刈りをしている姿が見えた。
直ぐに挨拶に行く。前回見た、ナイロンコードの刈り払い機のコードが飛んで無くなったらしい。ホームセンターで買い置きした開けてないコードを見せてもらい、刈り払い機を確認しながら装着をしてみると、おじいさんは喜んでくれて、缶コーヒーを家から持って来てくれた。やっぱりおじいさんのちかくには猫がいる。天気の良い自然の中でこうして過ごす時間も良いですね。
作業に戻る前に一度、水を飲みに帰る。
ユズナ、ナオ、院生のマサヤがいる。種から育てたひまわり実験
 
 
マイコ、ヤスシ、カエデも来ているが、谷津田に行ってるみたい。時間が無かったので、少し挨拶して直ぐに作業に戻る。
自分の田んぼ、道路際、隣敷地の境目などに気を使い草を刈り、
それ以外も隣りの田んぼや、カトちゃん、工大の田んぼの気になる所の草を刈るが、もう11:25分。
作業を終わりにして、道具を片付け、服を着替える。
工大の畑の様子を最後に見て行く。

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ここからBFまで早足で歩いて30分強。お昼過ぎには入れる。
真一が出かけているので修子さんに挨拶しようとしたがいないみたい。
誰にも言わずに帰るのは気がひけるので、真一のお母さんに挨拶すると、なんとBFまで車で送って頂けると言ってくれました。大変申し訳ない!
お言葉に甘えて、送って頂く間に初めて真一のお母さんと色々な話をした。
真一とたいぷが違い、素敵な人!
今回はたったこれだけの農作業でした。
この後、BFでの泊まりでボランティアも働いて、食べて、飲んで、歩いて、凄かったですが、それはまた別の場で話します。
21日 日曜日 東京に夕方戻ってきて、シャワー浴び、着替えて羽田に行き九州最終便の飛行機にギリギリ間に合う。
無理して行ったいすみでしたが、飛行機の中で身体は疲れてますが、気持ちは凄く癒された自分を感じて行って良かったなと思いました。
また明日からは監獄の生活に戻ります。トホホ・・・・